ゴール前で“行方不明”の一撃! レスターFWヴァーディに英称賛「静かに姿をくらませ…」
レスターが強敵アーセナルを撃破 ヴァーディは得点ランキングのトップに立つ11ゴール目
レスター・シティは現地時間9日、プレミアリーグ第12節でアーセナルと対戦し、ホームで2-0と勝利を収めた。“ビッグ6”の一角を相手に完勝を収めた好調レスターだが、絶対的エースの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが決めた先制点に対し、「静かに姿をくらませ、流れるような素晴らしい動きを見せた」と、見事な動き出しからのゴールに称賛の言葉を送っている。
今季レスターは開幕から11試合で7勝2分2敗と“奇跡のプレミアリーグ優勝”を果たした2015-16シーズンを上回るペースで勝ち点を積み重ねており、エースを務めるヴァーディは10ゴールを記録しており、早くも二桁台に突入して得点王ランキングのトップに君臨していた。その絶好調ぶりは“ビッグ6”アーセナル戦でも発揮されることになる。
0-0で迎えた後半23分、右サイドでのテンポの良いパスワークでアーセナルの守備網を打開すると、ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスがグラウンダーのクロスを供給。ゴール前で構えていたヴァーディは細かなバックステップで相手DFカラム・チャンバースの視界から消える動き出しでボールを受け、そのままゴール左隅へと流し込んだ。
今季リーグ11ゴール目となるヴァーディの一撃に、英メディアも反応。英紙「デイリー・メール」は「ヴァーディはボックス内で静かに姿をくらませ、流れるような素晴らしい動きを見せた」と、相手ペナルティーエリアで“行方不明”となる動き出しを絶賛している。
一方、英サッカー専門サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「ヴァーディが“ボールウォッチャーなアーセナル守備陣がゴール」と取り上げ、相手チーム側のずさんな守備対応を問題視していた。今季もリバプールとマンチェスター・シティの“2強”による優勝争いが予想されていたが、飛躍のレスターが割って入る可能性も十分にありそうだ。