スペイン代表、新鋭FWトラオレを初招集 マリ代表入りの噂から一転してメンバー入り
バレンシアFWロドリゴ離脱に伴い、ウォルバーハンプトンFWトラオレを初招集
スペインサッカー連盟(RFEF)は10日、バレンシアのFWロドリゴの離脱に伴い、ウォルバーハンプトンのFWアダマ・トラオレを追加招集したと発表した。マリ代表入りが報じられたトラオレはスペイン代表初招集となる。
バルセロナの下部組織出身のトラオレは2013年にトップチームデビューを果たすなど将来を嘱望されたタレントの1人。15年にアストン・ビラへ移籍すると、16年にはミドルスブラ、18年にウォルバーハンプトンとイングランドのクラブを渡り歩いている。
アンダー世代では継続してスペイン代表としてプレーしていた23歳は先日、両親の母国であるマリ代表入りを決断したと報じられていたが、その後に自ら噂を否定。事前に発表されていたスペイン代表には名を連ねていなかったものの、ロドリゴの負傷離脱により追加招集の形で“ラ・ロハ(スペイン代表)”のメンバー入りを果たした。
トラオレは今季、公式戦19試合に出場。プレミアリーグでは10試合で2得点1アシストをきめるなど右サイドのレギュラーとして活躍している。代表での活躍にも期待が懸かる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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