年明けに正念場を迎えるミラン 復活の狼煙を上げた本田は定位置を確保できるか
上位陣との対決を含めた4連戦で幕開け
日本代表FW本田圭佑が所属するACミランには、2016年のスタートから過密日程という試練が訪れる。イタリアサッカー協会は、ミランなど8チームが進出しているイタリア杯準々決勝と、1月のリーグ戦における土曜日開催などの日程を発表している。
ラウンド16でサンプドリアに勝利したミランは、敵地でフィオレンティーナを破る波乱を起こした今季セリエA昇格組のカルピと、ホームで戦うことになる。そして、その開催日は1月13日の水曜日と発表された。
ミランの2016年は、1月6日にリーグ第18節のボローニャ戦を本拠地サンシーロで戦うと、中2日で9日に強豪ローマと敵地で対戦。中3日でこのカルピ戦を迎え、さらに中3日で17日にリーグ2順目の初戦で上位のフィオレンティーナと対戦する。
15年最終戦となった20日のフロジノーネ戦で先発フル出場を果たして同点ゴールをアシストした本田は、あらためて戦力としての価値を示した。年明け最初の2週間で、ミッドウィークを含めた4連戦が決まったミラン。イタリア杯が現実的に獲得可能なタイトルとなっている中で、本田は出場機会を増やすことができるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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