メッシ、直接FKで2ゴールの離れ業! バルサの完勝に貢献…得点王争いトップに
セルタ戦で4-1勝利、メッシがPKを含むハットトリックの活躍
バルセロナは現地時間9日、リーガ・エスパニョーラ第13節セルタ戦に臨み、4-1で快勝して首位を奪回した。この試合で存在感を発揮したのはエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。PKで1ゴール、さらに直接FKで2ゴールを決める離れ業を見せ、ピチーチ(得点王)争いトップに立った。
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この日のバルサは前半21分、左サイド尾FWアンス・ファティの折り返しが相手DFのハンドを誘いPKを獲得。これをメッシが相手GKの動きを冷静に見極めて左隅に流し込み、先制点をゲットした。
このゴールで先手を取ったバルサ。前半41分に直接FKでセルタFWルーカス・オラサが素早いタイミングでゴール右隅に蹴り込み同点に追いつくが、これがメッシのハートに火をつけたか、鮮やかな2発が待っていた。
前半アディショナルタイム、ゴール正面約25メートルで直接FKを得ると、背番号10が左足を一閃。壁を越えて鋭く落ちたボールは狙いすましたかのようにサイドネット左に突き刺さり、勝ち越しに成功して前半を終えた。そしてメッシのプレースキックは後半3分にも炸裂する。同じような位置でFKを得ると、ツーステップから放たれた一撃はまるでリプレーを見るかのような軌道でゴール左隅に突き刺さり、試合を決定づける3点目となった。
後半40分にはスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツのゴールで締めくくったバルサだが、この日のカンプ・ノウはメッシの技術を堪能する一夜となった。
スペイン紙「マルカ」によると1試合で二つの直接FKを決めたのは2015-16シーズンのUEFAスーパーカップ、セビージャ戦と2018年12月のエスパニョール戦に続く3度目。そして今季リーガでのゴール数は同僚のウルグアイ代表FWルイス・スアレスの6ゴールを抜き、8ゴールで得点王トップに立ったと伝えている。
今季のバルサは勝ち点を取りこぼす試合が目立ったが、やはりメッシが活躍すれば――大黒柱として不可欠な存在であることは間違いない。