逆風のバルサ指揮官、解任説を否定 クラブへの信頼強調「リスペクトを感じている」
名門リーベルのガジャルド監督に12月就任報道も…バルベルデ監督が解任説に言及
ここ最近の不調からバルセロナのエルネスト・バルベルデ監督には解任説が浮上している。逆風が吹き荒れるなかで会見に出席した指揮官は「リスペクトを感じている」と語り、解任の可能性に否定的な見解を示している。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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バルセロナは前節レバンテに1-3で敗北。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもスラビア・プラハと本拠地でスコアレスドローに終わった。CLの試合後にはスペイン代表DFジェラール・ピケが「このレベルでプレーしていると、チャンピオンズリーグで優勝することは難しい」と危機感を露わにしたほどだ。
指揮官のバルベルデ監督の解任説は過熱しており、一部ではアルゼンチンの名門リーベル・プレートのマルセロ・ガジャルド監督が12月にも就任すると報じられていた。
そうしたなかでバルベルデ監督は記者会見でクラブからの信頼を感じていることを強調した。
「(去就問題は)心配していない。(バルトメウ会長と)食事にも行った。クラブは常に私をサポートしてくれているし、リスペクトも感じている」
指揮官はこのように語り、解任の心配はしてないと強調している。「勝てない試合が続くとチームの指揮が不安定になるとも我々は理解している」としたうえで、「ここは踏ん張りどころで、インテンシティー(プレー強度)を取り戻さなければならない」と2試合勝利から遠ざかっている状況からの脱却を誓った。
「明日(セルタ戦)は重要な試合だ。リーグの首位を維持していきたい」
リーグとCLの両方で首位に立ちながらも不穏な空気に包まれているバルセロナ。白星を取り戻し、上昇気流に乗ることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)