ジダン監督、同胞ベンゼマの“代表復帰論”を展開 「フットボールの観点で言えば…」
フランス代表から15年9月以降遠ざかるなか、「彼は代表の一員になるべき選手」と言及
スペイン1部レアル・マドリードの元フランス代表FWカリム・ベンゼマは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがイタリア王者ユベントスに移籍した昨季以降、ゴールの稼ぎ頭としてチームを牽引している。同胞のジネディーヌ・ジダン監督は、「彼はフランス代表の一員になるべき選手だ」とし、招集されてもおかしくないパフォーマンスだと主張した。スペイン紙「AS」が報じている。
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ベンゼマは2009年に母国のリヨンからレアルへ移籍。同時期にロナウドが加入したこともあり、決してファーストチョイスではなかったが、昨季までの10シーズンのうち、二桁得点が8回、20点超えが3回と結果を残してきた。
データ分析会社「オプタ」によれば、ベンゼマはフランス人選手で初めてリーガ通算150ゴールを達成し、レアルでこの金字塔を達成したのは過去に6人しかない。さらに、6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ4節ガラタサライ戦では、クラブのレジェンドであるアルフレッド・ディ・ステファノを抜いてCL通算50ゴールに到達している。
今季もチームトップのリーグ戦7ゴールを挙げているベンゼマは、2015年9月の国際親善試合ポルトガル戦(1-0)を最後に遠ざかっているフランス代表でのプレーを依然として望んでいるという。ジダン監督は9日のリーガ第13節エイバル戦に向けた記者会見で、「私の仕事の範疇ではない」と断りつつ、自身の見解を述べた。
「彼はいつだってフランス代表でのプレーを望んでいる。正直に言えば、何が起こっているのか正確には分からない。しかし、フットボールの観点で言えば、彼はベストだ。間違いなく、彼はフランス代表の一員になるべき選手だ」
まだ31歳と老け込む歳ではないベンゼマ。果たして、ジダン監督の主張のように、フランス代表に復帰する日は訪れるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)