移籍市場で人気急上昇のチチャリート 不振のチェルシーも争奪戦に参戦か

スペインメディアがプレミア勢の動きを報じる

 昨季のプレミア王者チェルシーが1月の移籍市場でレバークーゼンのチチャリートこと、メキシコ代表FWハビエル・エルナンデス獲得の争奪戦に参戦したと、スペインのサッカー専門メディア「ドン・バロン」が報じた。

 今季マンチェスター・ユナイテッドから完全移籍でブンデスリーガに乗り込んだストライカーは、新天地でスタメンの座を確保すると公式戦19得点と大爆発中。リーグ戦17試合22得点とゴール欠乏症に苦しむユナイテッドのサポーターから、放出を惜しまれているチチャリートは、プレミアリーグのクラブから再び熱い視線を浴びている。

 首位レスター・シティを勝ち点差2で追うアーセナルに続き、成績不振からジョゼ・モウリーニョ監督を更迭したチェルシーが新たに争奪戦に加わったとレポートされている。チェルシーも1トップのジエゴ・コスタ、ラダメル・ファルカオというビッグネーム2人が軒並み不調で、今季のリーグ戦で21得点と苦しいシーズンを送っている。

 ユナイテッドからレバークーゼンに移った際の移籍金は730万ポンド(約13億円)というお値打ち価格だったが、ドイツでのゴールラッシュによりチチャリートの市場価格は倍増している。指揮官からの信頼を得て、スタメン起用によって絶大な決定力を示しているチチャリートは、プレミアリーグ後半戦の行方を左右する存在になるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング