西村雄一主審が浦和-鹿島戦で冷静なレフェリングを披露 激しい試合展開にもイエローカードは計2枚のみ
Jリーグ屈指のライバルチーム同士の対決で、激しい競り合いの応酬となったが、西村氏は無駄な笛を吹かず、両軍選手と積極的にコミュニケーションを取り、イエローカードは両軍合計2枚に留まった。
後半24分には浦和のペナルティーエリア内で鹿島MFカイオがDF槙野智章の鋭いスライディングに倒されたが、正当なタックルだったためにPKを与えなかった。
ワールドカップ開幕戦ではブラジル代表FWフレッジがクロアチア代表DFデヤン・ロブレンとの接触プレーで倒れた際にPKを与え、世界中から“誤審”と批判を浴びた。その後、大会では第4審判を務めるに留まったが、この日は的確なホイッスルを吹き、国際大会でさらに成長した姿を3万9205人の観衆に見せた。試合は浦和FW興梠慎三、鹿島MF柴崎岳がそれぞれゴールを挙げ、1-1のドローに終わった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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