ベティス38歳MFホアキン、レアル神童への“悪口”を謝罪 「言うべきではなかった」
レアルFWヴィニシウスがPA内で倒れたプレーを受け、同僚に「これはひどい」と発言
ベティスの元スペイン代表MFホアキン・サンチェスは現地時間2日のリーガ第12節レアル・マドリード戦(0-0)で、試合中にブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールについて“悪口”を言っていたと話題となった。38歳の大ベテランは、この件を謝罪している。スペイン紙「マルカ」が伝えた。
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ブラジルで“新ネイマール”と称され、大きな期待を背負う19歳のヴィニシウス。ベティス戦では後半20分からピッチに立った。するとその9分後、ハーフウェイライン付近でベルギー代表MFエデン・アザールがボールをキープすると、センターサークルの中にいた元フランス代表FWカリム・ベンゼマにパス。左サイドを駆け上がっていたヴィニシウスは、ベンゼマの縦パスからペナルティーエリア内まで持ち運んでシュートに持ち込もうとしたのだが、倒れてしまった。
ホアキンの“悪口”を放った映像が抜かれたのはこのシーンだった。サイドラインでウォームアップして戦況を見守っていたホアキンは、ヴィニシウスのフィニッシュを見ながら隣に立っていた控えGKカルロス・マリン・トマスに向かって「これはひどい」とスペイン語で言った瞬間を、スペインテレビ局「モビスター・プラス」のカメラが捉えていた。
この動画が拡散すると、ホアキンは後日、スペインのラジオ番組「カナール・スール」で謝罪の言葉を述べた。
「言うべきではない時に、言ってしまった。彼が悪い選手だという意味ではない。なぜなら、もしそうならレアル・マドリードにはいないはずだからだ。心から申し訳なく思っていて、公の場で謝罪したい。彼はまだ19歳だが、私はそうではないんだ。彼は素晴らしい選手で明るい未来が待っている」
多くの選手からリスペクトを受ける百戦錬磨のサンチェスだが、思わぬところで話題を振りまいてしまった。