元バルサの神戸MFサンペール スペイン2大名門で「技術的に魅了された3人」とは?
憧れ続けたシャビの姿 デビュー戦で共演「本当に幸運なことだった」
幼少期からバルサの下部組織に入り、サッカーを多角的に学んできたサンペールは2014年9月、UEFAチャンピオンズリーグのAPOEL戦でトップチームデビュー。当時を克明に脳裏に刻んでいる様子のサンペールは、その興奮を言葉に変えた。
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「チャンピオンズリーグでスタメンで出られる。しかもお客さんが満員。すごくナーバスだったけど、いつも見に行っていたスタジアムでプレーができる。すごく強い思い出になっている。その僕のデビュー戦で、シャビの横でプレーすることができた。本当に幸運なことだった」
デビュー戦を笑顔とともに振り返ったサンペールは、バルセロナのカンテラに所属していた時、「常にシャビのことを見て過ごしていた」と言う。
「シャビは私のポジションに近い選手だったし、スタジアムに行った時はよく彼の動きというのを注目して見ていた」
的確なポジション取りと正確な配球で、攻撃の起点役を担うピボーテ。イニエスタらとともに、バルセロナに黄金の中盤を作り出したシャビに自身を重ね合わせ、サッカースキル向上につなげてきたというサンペール。それはバルセロナのトップチームに昇格し、シャビとチームメートになってからも変わらなかった。
「当然良い関係にあるけど、何か喋りながら聞きながら教えてもらうというよりも、どういう体勢、どういう方向に体を向けているのか、彼がどういうプレーをしているのかを常に自分が見続けていた」
サンペールは今、神戸のポゼッションに様々なエッセンスを加え、ボールを持ってゲームを支配するサッカーを前進させている。憧れ、見つめ続けてきた先輩たちのDNAを宿しながら、新天地で解き放っていくことになりそうだ。
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(小野慶太 / Keita Ono)