鎌田大地、ドリブル突破で同点弾を演出 独誌が「驚くべき独走」と大絶賛
ELスタンダール戦で途中出場
フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地が現地時間7日、UEFAヨーロッパリーグ第4節スタンダール・リエージュ戦(1-2)に途中出場し、同点弾を演出した。元日本代表MF長谷部誠がフル出場したアウェーでの一戦で後半17分から途中出場。1点を追う展開で、見事なドリブル突破を見せ、ペナルティーエリア手前でのFKを誘発した。ドイツのサッカー専門誌「キッカー」は「驚くべき独走」と称賛している。
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試合はホームのスタンダールが後半11分に先制。1点を追いかける展開で、同17分に鎌田が投入された。すると同20分、中央で相手のパスミスを拾った鎌田はDFを寄せ付けずにドリブルで加速。あっという間にペナルティーエリア手前まで持ち込み、たまらず相手DFに止められて絶好の位置でFKを誘発した。これをMFフィリップ・コスティッチが直接決めて同点に追いついた。
最終的には勝ち越しを許し、敗れてしまったものの、出場後すぐに結果を残した鎌田。「キッカー」はこのドリブルで突破したシーンについて「驚くべき独走で知らしめた」と称えている。
日本代表としては国際Aマッチ3試合目の出場となった10月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選モンゴル戦(6-0)で途中出場して初ゴールをマーク。今月14日の同キルギス戦のメンバーにも継続して選出されている。前回はFW登録だったものの、今回はMFとして招集され、日本代表の森保一監督は「攻撃的なポジションで中盤もトップの役割もできるので、今回はバランスを見てポジションの部分ではMFとさせてもらった」と説明。ユーティリティーな選手として存在感を高めている。
ELでも好調を維持し、ドイツで注目を集める23歳。日本代表の場でも切れ味鋭いドリブルに期待がかかる。