ジダン監督が発した勧誘のコメントに不快感　「彼を動揺させる時ではない」

　パリ・サンジェルマン（PSG）のレオナルドSD（スポーツディレクター）が、フランス代表FWキリアン・ムバッペを“誘惑”するレアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督に警告している。スペイン紙「マルカ」が報じた。

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　ムバッペはレアルのトップターゲットと噂され、移籍報道も過熱。そうしたなかで、ジダン監督は「彼（ムバッペ）はレアル・マドリードでプレーするのが夢といつも言っていた」とコメントしたことが注目を集めている。所属選手の去就に関わる問題だけに、PSGのレオナルドSDにとっては看過できない発言だったようだ。

　1-0で勝利したUEFAチャンピオンズリーグ（CL）第4節のクラブ・ブルージュ戦後、レオナルドSDは次のように語った。

「（ジダンの発言は）腹立たしいよ。今は夢について話す時ではないだろう。すぐにやめるべきだ。ムバッペは我々にとって非常に重要な選手。彼を動揺させる時ではない」

　ムバッペは昨季のリーグアンでMVPと得点王をダブル受賞するなど、20歳にしてすでにクラブの中心選手となっている。レオナルドSDはそんなムバッペを誘惑するようなコメントをやめるようジダン監督へ警告していた。

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