「ヘンクを混乱させる一級品」 リバプールMF、“高速スピン”の強烈決勝弾に海外称賛
チェンバレンがCLで決めた決勝弾に注目「洗練されたターンとフィニッシュ」
リバプールは現地時間5日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節で日本代表MF伊東純也の所属するヘンクと対戦し、2-1で勝利を収めた。グループ首位に浮上したが、イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンが鋭い反転から奪った決勝ゴールに海外メディアも称賛の言葉を送っている。
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プレミアリーグでも無敗で首位に立つリバプールはこの日、セネガル代表FWサディオ・マネやブラジル代表FWロベルト・フィルミーノら多くの主力をベンチに置く温存策を採ったが、前半14分にオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが幸先良く先制点を奪う。しかし、前半40分に同点弾を許して1-1でゲームを折り返すことに。
決勝弾が生まれたのは後半8分だった。エジプト代表FWモハメド・サラーの横パスをペナルティーエリア内で受けたチェンバレンは、鋭く反転してシュートコースを生み出すと、ノーステップで左足を一閃。強烈なグラウンダーのシュートをゴール右隅に流し込んだ。結果的にこの1点が勝敗を分けることになり、リバプールはCL3連勝でグループ首位に浮上した。
この一撃に海外メディアも反応。英紙「ガーディアン」は「Chamberlain has the class to leave Genk in a spin」と見出しを打って報じた。「チェンバレンはヘンクを混乱させる一級品を披露した」という意味合いとなるが、「in a spin」というワードをあえて使うことで、チェンバレンが見せた高速スピンにかけていた。
衛星放送「FOXスポーツ」は「ノー・マネ、ノー・フィナン、それでもノー・プロブレム。チェンバレンが絶品を再びもたらした」と取り上げ、「洗練されたターンとフィニッシュで決勝弾を奪った」と紹介。前節のヘンク戦でも2ゴールを奪っているチェンバレンは、同じ相手に再び好調ぶりを見せつけることになった。