リスタートを切った日本代表MF香川がアギーレ新監督を語る 「4年のスタートは始まっている」
日本代表の背番号「10」を背負いながらも、初出場となったブラジルW杯初戦のコートジボワール戦では完全不発。2戦目のギリシャ戦では先発から外される屈辱を味わった。そして、W杯優勝を目標として公言しながらも、1次リーグ2敗1分けという惨憺たる結末に終わった。
香川は、新監督に就任したアギーレ監督について、「印象がまったくない」と話しながらも、メキシコ代表監督時代に指導を受けた同僚のFWハビエル•エルナンデスから情報収集を進めたという。
「(エルナンデスは)いい監督だと言っている。そういうことを聞いている」
香川は、モイーズ元監督の元で苦しんだ昨季と、王国での無念を忘れていない。
「いつも言っているが、4年のスタートはもう始まっている。昨シーズンと、ブラジルで味わった悔しい経験をしたくない。もう1回チャレンジしていきたい」
日本代表の背番号「10」は、一歩ずつ前へと進。香川は3-2で勝利したギネス杯ASローマ戦では、後半から途中出場して45分間ボランチとしてプレー。4年後のロシア大会で輝くために、香川はマンチェスター・Uでのボランチ転向という新たな挑戦にも、しっかりと向き合っている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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