チェルシー守護神、悲劇の顔面オウンゴールが反響拡大 「GKが誰もやりたがらない」
アヤックスMFジエクのFKがポストに当たり、ケパの顔面を経由してゴールへ
イングランド1部チェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガは、現地時間5日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第4節アヤックス(オランダ)戦で、不本意な形で脚光を浴びている。お互いに一歩も譲らない白熱の打ち合いとなったなか、顔面にボールが当たってまさかの失点。海外メディアも「GKが誰もやりたがらない」「恥ずかしい出来事」と反響は拡大している。
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前半2分にオウンゴールで先制を許したチェルシーは、その2分後にイタリア代表MFジョルジーニョのPKですぐさま同点に追いつく。前半20分に再びリードを奪われ、迎えた同35分だった。
左サイドのコーナー付近でFKを獲得したアヤックスは、レフティーのモロッコ代表MFハキム・ジエクがキッカーを担当。ゴール前にインスイングのボールを蹴り込むと、ボールはファーサイドのポストを直撃し、その跳ね返りが不運にもセーブに飛んでいたケパの顔面に当たってコースが変わり、そのままゴールインしてしまった。
ゴールを誘発したジエクは信じられないとばかりにおどけた表情。一方、まさかの失点を喫したケパは悔しさを滲ませた。
「マルカ」紙のコロンビア版「マルカ・クラロ」は、「GKケパは顔面で信じられないゴールを決めた」とレポート。スペイン紙「AS」も「GKが誰もやりたがらないゴール」との表現で、その衝撃度を伝えた。
また、インドネシアのスポーツ情報サイト「Detik Sport」は、「4失点に加え、ケパが赤面で試合を終える別の事件が起こった。スペイン人GKにとって非常に恥ずかしい出来事だった」と記している。
セービングに定評のあるケパだが、懸命なプレーが思わぬ珍シーンを生む結果となってしまった。