日本代表、異例の2チーム「分割発表」 総勢32名を招集、“U-22”堂安&久保は選出外
W杯予選キルギス戦後に欧州組9人がチーム離脱 ベネズエラ戦に4選手がA代表初招集
日本サッカー協会は6日に日本代表のメンバー発表記者会見を行い、14日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のキルギス戦(ビシュケク)と、19日の国際親善試合ベネズエラ戦(パナソニック スタジアム 吹田)に向けて異例の2チーム“分割発表”を行い、総勢32選手を招集した。10月シリーズのメンバーからは、前日に発表されたU-22日本代表に招集されたMF堂安律(PSV)やMF久保建英(マジョルカ)らが選出外となり、ベネズエラ戦にはMF古橋亨梧(ヴィッセル神戸)ら4選手がA代表初招集となった。
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森保一監督率いる日本代表は、9月からスタートしたカタールW杯アジア2次予選グループFで無傷の3連勝、11得点0失点で首位と順調な歩みを進めている。14日の敵地キルギス戦は、全8試合で争われる2次予選の折り返しとなる一戦。現在2勝1敗で2位につけるキルギスとのアウェー戦は、グループの行方を占う大一番となる。
この一戦に向けて森保監督は、前日の5日に一つの決断を下した。U-22日本代表のメンバー発表会見で、10月のA代表に参戦していた東京五輪世代の堂安、久保、DF板倉滉(フローニンゲン)を、17日のU-22コロンビア戦に向けて招集。「この活動だけに専念してもらおうかと思っている」と、今回のA代表には呼ばないことを示唆していた。
そしてこの日、森保監督が発表したメンバーは総勢32名。異例の2チーム“分割発表”となった。DF長友佑都(ガラタサライ)、MF南野拓実(ザルツブルク)ら欧州組9人はキルギス戦後にチームを離れ、ベネズエラ戦に向けては初招集4人などの国内組が合流する。
前日に発表されたU-22代表を含めて、異例の“3チーム体制”となった11月シリーズ。まずは14日のキルギス戦で、確実に勝利をつかみたいところだ。
発表されたメンバーは以下のとおり。
【W杯アジア2次予選キルギス戦23名】
GK
川島永嗣(ストラスブール/フランス)
権田修一(ポルティモネンセ/ポルトガル)
シュミット・ダニエル(シント=トロイデン/ベルギー)
DF
長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
佐々木翔(広島)
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
室屋 成(FC東京)
植田直通(セルクル・ブルージュ/ベルギー)
安西幸輝(ポルティモネンセ/ポルトガル)
畠中槙之輔(横浜FM)
MF
山口 蛍(神戸)
原口元気(ハノーファー/ドイツ)
柴崎 岳(デポルティボ/スペイン)
遠藤 航(シュツットガルト/ドイツ)
伊東純也(ヘンク/ベルギー)
橋本拳人(FC東京)
中島翔哉(ポルト/ポルトガル)
浅野拓磨(パルチザン)
南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
鎌田大地(フランクフルト)
FW
永井謙佑(FC東京)
鈴木武蔵(札幌)
【国際親善試合ベネズエラ戦23名】
GK
川島永嗣(ストラスブール/フランス)
権田修一(ポルティモネンセ/ポルトガル)
中村航輔(柏)
DF
佐々木翔(広島)
車屋紳太郎(川崎)
室屋 成(FC東京)
植田直通(セルクル・ブルージュ/ベルギー)
三浦弦太(G大阪)
畠中槙之輔(横浜FM)
進藤亮佑(札幌)※
荒木隼人(広島)※
MF
山口 蛍(神戸)
原口元気(ハノーファー/ドイツ)
柴崎 岳(デポルティボ/スペイン)
大島僚太(川崎)
橋本拳人(FC東京)
中島翔哉(ポルト/ポルトガル)
浅野拓磨(パルチザン)
古橋亨梧(神戸)※
井手口陽介(G大阪)
FW
永井謙佑(FC東京)
鈴木武蔵(札幌)
オナイウ阿道(大分)※
※は初選出