ロナウジーニョ、バルサ時代の完璧FK弾2連発に再注目 「誰1人、彼の域には達していない」
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2007年11月4日のベティス戦、後半だけで2本の直接FK弾を決める離れ業を披露
元ブラジル代表MFロナウジーニョ氏は現役時代、エラシコやシャペウといったテクニックだけなく、FKキッカーとしても世界屈指のレベルを誇った。リーガ・エスパニョーラ公式ツイッター英語版は、「11月4日」にかけて、2007年の同日にロナウジーニョが決めた1試合2本の直接FK弾を回顧。「ロナウジーニョにとっては簡単だ」と綴っている。
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母国ブラジルのグレミオでプロキャリアをスタートさせたロナウジーニョ氏は、フランス1部パリ・サンジェルマンを経て、2003年に名門バルセロナへ移籍を果たした。背番号10のユニフォームをまとった天才は、自慢のテクニックを武器にリーガ優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝1回に導くなど一時代を築いた。その後、イタリアの名門ACミランを経て、母国ブラジルに帰還。2018年1月に現役引退を発表した。
プロキャリアに終止符を打ってから1年半以上が経過したロナウジーニョ氏だが、先日イスラエルで行われたブラジル対イスラエルの特別親善試合では、タッチライン際で右足アウトサイドで右に出す素振りを見せながら、すぐさま右足インサイドで方向転換する“エラシコ”を披露。いまだそのプレーは観る者を魅了している。
そんななかリーガ公式ツイッター英語版は4日、「同じハーフで2本のフリーキックによる得点? ロナウジーニョにとっては簡単だ #この日」と綴り、一本の動画を投稿。2007年11月4日のリーガ第11節ベティス戦(3-0)、ロナウジーニョは後半7分と同45分にゴールを決めているが、1本目は正面やや右寄りから壁の上、2本目はやや左寄りから壁のど真ん中をぶち抜いてネットを揺らした。
投稿のコメント欄には、「突出した存在」「ロナウジーニョは魔法使い」「誰1人、彼の域には達していない」「メッシの師匠」と稀代のテクニシャンを称える言葉が並んだ。
人々の脳裏に焼き付き、語り継がれてきた天才のプレーが色褪せることはなさそうだ。