U-22代表選出の堂安&久保、11月のA代表は回避か 森保監督が言及「この活動だけに専念」
17日のU-22コロンビア代表戦に集中する体制を敷き、A代表との“掛け持ち”は回避
日本サッカー協会(JFA)は5日、17日に行われるキリンチャレンジカップU-22コロンビア代表戦(12時50分キックオフ/エディオンスタジアム広島)に臨むメンバー22人を発表した。MF堂安律(PSV)、18歳のMF久保建英(マジョルカ)とA代表でもプレーする2人が招集されたが、森保一監督は「この活動だけに専念してもらおうかと思っている」と語った。
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東京五輪開催まで1年を切り、2020年1月には五輪出場権を懸けたU-23アジア選手権が開催される。五輪開催国の日本はすでに本大会の出場権を獲得しているが、メンバーの見極めは徐々に佳境に向かっていく。
森保一監督は、A代表のレギュラークラスにのし上がっている堂安を初招集。2016年のチーム発足から3年を経て、東京五輪を目指すメンバーに合流することになった。また、すでにA代表デビューを果たしている久保も選出。2018年11月のドバイカップU-23、19年3月のU-23アジア選手権予選に続き、3回目の合流となる。
堂安、久保の他にMF板倉滉(フローニンゲン)もA代表に選出されているが、森保監督は記者会見で「A代表のメンバー発表は明日(6日)なので個人名を挙げるのは控えさせてもらえればと思いますが」と前置きしつつ、「この活動だけに専念してもらおうかと思っている」と今回はA代表との掛け持ちにはならないと明言した。
「A代表キルギス戦(14日)、日本に戻ってきてキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(19日)には、今回の広島で戦うU-22代表の選手は合流しない。現時点でのU-22ベストメンバーだと思っています。我々は東京オリンピックに向けてチームの強化を進めている。これまでの活動をお披露目する機会だと思います」
森保監督の言葉を踏まえれば、堂安や久保は14日に行われるワールドカップ予選キルギル戦、19日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦に向けたA代表のメンバーには入らず、今回のU-22日本代表の活動に専念することになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)