マンUのイングランド代表DFが指揮官を擁護 「モイーズ時代の方が沈んでいた」
ファン・ハールを支持
「(今が)最低の時だとは言えない。僕はデイビッド・モイーズの時代のほうがより沈鬱(ちんうつ)としていたと思う。監督はできること全てを尽くしてくれているし、彼の仕事は素晴らしいよ。ドレッシングルームに疑問に思うようなことは何もない。選手たちは監督、選手、そして自分たちのために良いパフォーマンスをしようと集中している」
ファン・ハール体制となり、ここまで71試合で勝率は51パーセント。対して、モイーズ体制では51試合で勝率53パーセントというデータもある。1試合の平均得点や敗戦率など、その他の面で見ても、ノーウィッチ戦の敗北により、数字上は前政権が上回る結果となっていた。
モイーズ元監督、そしてライアン・ギグス暫定監督(現アシスタントコーチ)へと引き継いだ2013-14シーズンは結局リーグ7位に終わり、欧州カップ戦への出場権も逃していた。一方、1年目に4位、今季もここまで5位に付けていることもあり、選手たちは規律を重んじ、独自の哲学を貫くオランダ人指揮官のチームに手応えを感じているようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo Getty Images
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