リバプールFWマネ、スパイクを恐れない“決勝弾の瞬間”に海外賞賛 「信じられない勇敢さ」
マネの大胆不敵な決勝ゴールに海外メディア注目 「ゴールのために顔を蹴られにいく」
リバプールのセネガル代表FWサディオ・マネは現地時間2日、プレミアリーグ第11節アストン・ビラ戦で1ゴール1アシストの活躍を見せ、2-1の勝利に大きく貢献した。後半アディショナルタイムに劇的な決勝ヘディング弾を叩き込んだが、相手選手のスパイクに顔を突っ込む大胆不敵さに海外メディアも注目している。
今季開幕から9勝1分と無敗で首位を快走しているリバプールだが、敵地に乗り込んだ一戦では、昇格組のアストン・ビラ相手に前半21分に先制点を与える苦しい展開。猛攻を仕掛けて試合の主導権を握るも、ネットを揺らせずに終盤を迎えたなか、後半42分にマネのクロスをスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが同点ヘディング弾を突き刺した。
そして後半アディショナルタイム、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが蹴った右コーナーキックに合わせてニアに走り込んだマネが、ノールックのヘディング弾をゴール左隅に流し込み、土壇場で決勝点をマーク。リバプール公式インスタグラムは「怪物級のメンタリティーが生み出した一撃が再び」と劇的な逆転勝ちを速報していた。
海外メディアはマネが決勝弾を奪った際、相手選手のスパイクに躊躇なく顔を突っ込む大胆不敵さに注目。英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「マネはゴールのために顔を蹴られにいく信じられない勇敢さを示した」と見出しを打ち、「最近、マネはあまりに簡単にゴールを取ると至るところで語られている。それは正解かもしれないが、そう考える人たちは、体を投げ出す勇敢さを考慮するのに欠けている」と指摘している。
また、米放送局「Telemundo Deportes」公式ツイッターは「傷つくことなしにゴールは奪えない」と文章を添え、マネが決勝弾となるヘディングシュートを合わせた際、相手スパイクに顔を蹴られる瞬間を写真で公開している。今季早くも公式戦10ゴールを記録したマネ。その得点力を支えているのは、得点への執念と気迫のようだ。