2013年シーズンに15得点決めた先輩・岡崎越えも視野に

　そして、武藤は欧州挑戦1年目とは思えないほどの責任感の強さを明らかにした。マインツでは2013年から15年までの2年間、日本代表の先輩であるFW岡崎慎司（レスター）がプレー。1年目には日本人の海外リーグ最多得点記録となる15得点を挙げ、昨季も12得点を記録した。現在のペースで行けば、プレミア首位のチームに渡った侍ストライカーを超える記録も十分視野に入っている。

「絶対的な存在にならないといけないと思います。今日みたいな試合でも（交代せずに）最後まで残っていられるように、そういうポジションを確保してかないといけないですね」

　ブンデスリーガは約1ヶ月のウィンターブレイクに突入する。フレッシュな状態で迎える後半戦、武藤はさらなる活躍でチームをさらなる高みへ導くことができるだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images