ベイル、今冬でのレアル退団を希望か CLメンバー外で“我慢の限界”とスペイン報道
中国からのオファーに耳を傾けるように要求と報じられる
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルのレアル・マドリード退団が、ついにこの冬の移籍市場で実現するかもしれない。スペインラジオ局「カデナ・セール」が伝えている。
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ベイルは今季開幕前、ジネディーヌ・ジダン監督の構想から外れたと考えられていたため、今夏の移籍市場で新天地へ渡る可能性が再三メディアで報じられていた。高額の年俸や移籍金がネックとなって実現はしなかったが、蓋を開けてみればセルタとのリーガ・エスパニョーラ開幕戦(3-1)で1アシスト、第3節ビジャレアル戦(2-2)で2ゴールを決めるなどレギュラーとして起用され、重要な役割を与えられていた。
こうした活躍により去就を巡る話は沈静化したと思われていたが、このところは試合に出たり出なかったりとジダン監督の采配も不安定になっており、移籍の噂が再び過熱し始めている。
移籍話再燃のきっかけとなったのは、10月1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のクラブ・ブルージュ戦(2-2)だ。この試合でベイルはメンバー外に。ジダン監督は同じくメンバー外だったコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスとともに、怪我による療養だったと後に説明していたが、レアル贔屓で知られる現地紙「マルカ」によれば、ベイルはこの扱いに我慢の限界を迎えたという。
そんななか、「カデナ・セール」は中国スーパーリーグ移籍のためにベイルが来年1月の移籍市場での退団を強く希望していると報道。クラブには中国からのオファーに耳を傾けるよう望んでいるとのことだ。
13年のレアル加入以降、クラブのタイトル獲得に大きく貢献してきたウェールズ代表FWだが、ついにマドリードを離れる時がくるのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)