イブラヒモビッチ、ボローニャ監督と“直接交渉”か 「意見を交換している」とクラブ幹部
ミハイロビッチ監督がイブラヒモビッチと個人的に交渉を継続中か
今冬の移籍市場での去就が注目されている元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチについて、獲得候補とされている日本代表DF冨安健洋が所属のイタリア・セリエAのボローニャは、スポーツ・ディレクター(SD)が全て監督との間で直接交渉がされていると話した。
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ボローニャはチームを率いるシニシャ・ミハイロビッチ監督が、イブラヒモビッチがインテルに所属していた当時にロベルト・マンチーニ監督のアシスタントコーチをしていた縁で、獲得を熱望して乗り出していると報じられてきた。ボローニャのリッカルド・ビゴンSDはイタリア国営放送「RAI」のラジオ番組に出演し、その現状をこう語っている。
「彼がやって来るかという質問に対する答えは単純になってしまう。その進行状況に関しては、シニシャとイブラの間で直接話し合われている。それは、シニシャが困難に直面している(白血病の闘病中)にも関わらずだ。彼らは、イブラヒモビッチの将来について意見を交換しているし、決定できる存在は監督であると言える」
ビゴンSDはこう話して、全てはイブラヒモビッチとミハイロビッチ監督の個人的な関係によるホットラインに委ねられているという状況を明らかにした。ボローニャは先日、1年半契約で総額800万ユーロ(約9億6000万円)のオファーを準備していると報じられたが、それはミハイロビッチ監督の説得が成功した場合のものであるのかもしれない。
それに加えてビゴンSDは「数カ月後には彼の将来の方針が明らかになるだろうし、私たちは実際のところ彼がどこに行くかは知らない。監督とイブラの間には連絡があるし、もし彼がイタリアに戻りたいのなら準備はできている」として、それなりの金額であれば対処できることを示唆した。
果たしてイブラヒモビッチは、重病と同時にセリエAの戦いを進めている闘将ミハイロビッチとの縁でボローニャにやって来るのか。2人の間のホットラインがどう進呈していくかに注目が集まることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)