「狂っている」 ブラジル1部の“飛び蹴り”タックルに糾弾「逮捕されないことに感謝すべき」

インテルナシオナルGKマルセロ・ロンバ【写真:Getty Images】
インテルナシオナルGKマルセロ・ロンバ【写真:Getty Images】

インテルナシオナルGKロンバの無謀なタックルが非難の的に

 ブラジル1部グレミオは現地時間3日、リーグ第30節インテルナシオナル戦に臨み、2-0の勝利を収めた。この試合ではインテルナシオナルGKマルセロ・ロンバが退場処分を受けたが、その際の危険なタックルが「狂っている」「逮捕されないことに感謝すべき」と批判を浴びている。

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 試合は前半34分にグレミオがDFペドロ・ジェロメルのゴールで先制。1-0とリードして迎えた後半6分、FWルシアーノがディフェンスラインの裏に抜け出し、GKロンバと1対1のチャンスを迎えたが、ボールをペナルティーエリア外に弾かれてしまう。ルシアーノはもう一度ボールを拾おうとしたが、ロンバが全身を投げ出す捨て身のタックルを敢行。足元を刈り取られたルシアーノは為す術なく倒され、ピッチに転がることとなった。

 ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「ロンバに何が起こった?」として、あまりにも危険なタックルに注目。「ボールを取り戻すため、ロンバは飛び蹴りを繰り出した。レフェリーのフラビオ・ロドリゲス・デ・ソウザは即座にレッドカードを提示した」と表現し、その危険さに言及している。

 また、同メディアの公式ツイッターは該当シーンの映像を投稿。返信欄では「ロンバのプレーは狂っている!」「キャリアを終わらせかねないタックル」「逮捕されないことに感謝すべき」「ルシアーノが無事で良かった」という怒りの声が集まり、オフサイドの旗が上がっていたという指摘には「ゲームが止まっていようが、こんな攻撃性のあるタックルはレッドカードだ」と反論も寄せられていた。

 その後、グレミオは1点を追加して2-0で快勝。“飛び蹴り”タックルの標的となったルシアーノに怪我もなかったことは、不幸中の幸いと言えるだろう。

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