コバチ監督辞任で混迷のバイエルン、後任候補に前ユーベ指揮官のアッレグリ氏浮上

昨年6月にユーベ監督から退任したアッレグリ氏、現在はフリーの身
バイエルン・ミュンヘンは首脳陣との4者会談を行い、そのうえでニコ・コバチ監督が辞任したことを発表した。注目の後任候補としては前ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ氏の名前が浮上しているようだ。イタリアメディア「フットボール・イタリア」が報じた。
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昨季ブンデスリーガで前人未到の7連覇を達成し、ドイツで絶対王者として君臨しているバイエルン。昨季から指揮を取っていたコバチ監督は就任当初から一部選手との確執なども伝えられていたなかで、就任1年目からリーグ戦と国内カップ戦の二冠を達成していた。
ここまで首位と勝点4差の4位につけていたが、2日のフランクフルト戦で1-5と大敗を喫し、コバチ監督の解任報道が一気に過熱。3日にウリ・ヘーネス会長、カール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)、ハサン・サリハミジッチSD(スポーツ・ディレクター)とコバチ監督の4者による会談を行い、そのうえでコバチ監督が辞任を申し出て了承されたとしている。
注目されるのは後任人事だ。当面のところはアシスタントコーチのハンジ・フリック氏が指揮を執ることになるが、ドイツ紙「ビルト」によれば前ユベントス指揮官のアッレグリ氏が有力候補だという。
アッレグリ氏は昨年6月にセリエA王者を退任し、現在はフリーの身となっている。1年間の休養を示唆していたが、ドイツ王者で挑戦するまたとないチャンスが到来している。ユベントスでは在任5年間でスクデットを5度獲得。そのうち4年連続でカップ戦との二冠も達成。UEFAチャンピオンズリーグでも2度決勝へ駒を進めるなど実績は十分だ。
混迷のバイエルン。イタリア人指揮官の下で再出発を果たすことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)