レアル幹部、“ハンド見逃し”判定に不満露わ 「下された決定に混乱している」
ベティス戦で0-0ドロー、レアルのダイレクターを務めるブトラゲーニョ氏が判定に言及
レアル・マドリードは現地時間2日、リーガエスパニョーラ第12節でベティスと対戦。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による判定の末にオフサイドでゴールが取り消されたうえ、ペナルティーエリア内での相手ハンドを見逃されたりするなど、運にも見放されて0-0のスコアレスドローに終わった。レアルのダイレクターを務めるエミリオ・ブトラゲーニョ氏は、この試合のハンドが見逃されたことに言及し、「我々は下された決定に混乱している」とジャッジを非難している。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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問題の場面は後半36分に起きた。元フランス代表FWカリム・ベンゼマのクロスをベティスのモロッコ代表DFズハイル・フェダルがブロック。これがフェダルの右手に当たったことでレアルのメンバーは猛抗議。しかし、結果的に審判団は、レアルにPKを与えることはなかった。
試合後、この判定に非難の声を上げたのは、レアルのレジェンドであるブトラゲーニョ氏だ。「我々は下された決定に混乱している」と語り、今回の判断に対して疑問を呈している。
「それは明らかな手の動きによって中断されるプレーだったが、それに判定は下されなかった。なぜVARがあるプレーで適用され、また別のプレーで適用されないのか分からない。このような状況がVARで明確に解決されると思っていたが、そうではないようだ。審判にはハッキリと見えない状況がある。そして今は、試合を見ている人々のための別ツールがあり、彼らは主審に追加の情報を提供することができる。我々はそれがペナルティーになるだろうと思っていた。そうなると思っていたが、そうはならなかったね」
結果的にスコアレスドローとなり、首位浮上のチャンスを逃す形となったレアル。ブトラゲーニョ氏は判定に全く納得がいかない様子で、不満を露わにしていた。
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