今季リーグ戦初アシストのミラン本田 伊メディアは「光り輝くパス」と絶賛
決定機逸からの流れは「地獄から天国への180秒間」と表現
ACミランの日本代表FW本田圭佑は、20日の敵地フロジノーネ戦で今季リーグ戦の初アシストと初のフル出場でチームの4-2での勝利に貢献した。ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」は、試合後に選手の採点を公開。本田には及第点の「6点」が与えられている。
本田が大きな存在感を放ったのは、0-1のビハインドで迎えた後半の立ち上がりだった。後半3分、ペナルティーエリア外やや右サイドで、MFリッカルド・モントリーボに強く要求してボールを受けた本田は、左足アウトサイドでパスを出して縦にスプリント。DFイニャツィオ・アバーテからのリターンパスを受け、やや角度が狭いながらもGKとの1対1を右足で狙った。しかし、ボールはファーサイドに外れてしまった。本田はピッチ外の広告看板を蹴って悔しがった。
しかしその直後の同5分、本田のアシストでミランは同点に追いつく。中央に進出した本田は、味方のパスが相手DFに当たってこぼれたところをワンタッチで右サイドにパス。後方から駆け上がったアバーテがGKとの1対1を制して決め、1-1の同点とした。
採点における寸評では、この2つのプレーを大きくクローズアップしている。
「本田、6点。地獄から天国への180秒間だった。外すのは不可能なような右足シュートを無残にも失敗してしまったが、アバーテをGKと1対1の状況にする光り輝くパスを出し、同点ゴールに導いた」
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