U-17W杯で「韓日戦実現?」と韓国紙が熱視線 ともに次戦勝利なら「4強懸けて争う」
日本、韓国ともグループリーグ突破 決勝T1回戦に勝利すればベスト8で激突へ
U-17日本代表は現地時間2日、ブラジルで開催中のU-17ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3戦でセネガルと対戦し、1-0で勝利した。これで日本は2勝1分となり、グループ首位で決勝トーナメントに駒を進めた。
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一方、U-17韓国代表もグループリーグ第3戦でチリと対戦し、2-1で勝利。2勝1敗のグループ2位で決勝トーナメント進出を決めた。この結果を受けて、韓国メディアが「日韓対決の可能性」について言及している。
韓国のスポーツ紙「スポーツ韓国」は、「韓国がグループCで2位、日本がグループDで1位のため、準々決勝で当たる可能性も出てきた。ともに準々決勝に駒を進めれば、ベスト4入りを懸けた戦いになる」と興奮気味に伝えている。
また、スポーツ紙「MKスポーツ」も「韓国と日本が16強戦で勝利した場合、ベスト4進出を懸けて争うことになる」と報じ、「6月のU-20W杯でも韓日戦が行われた。決勝トーナメント1回戦で、韓国は日本を1-0で下し、準優勝を手にしている」と過去の戦績を上げていた。やはり、アジアのライバルとの対戦は気になるようだ。
ちなみに韓国は決勝トーナメント1回戦でアンゴラと対戦。一方の日本の対戦相手は、グループB、E、Fの3位チームのいずれかとなる。ただ、両者ともに勝たなければ実現しないだけに、まずは決勝トーナメント1回戦に全力を注ぐこととなるが、仮にベスト8での日韓戦が実現すれば、プライドを懸けた熾烈なゲームになりそうだ。
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。