本田が逆転勝利に導く1アシスト! 今季初のフル出場でミランの3戦ぶり白星に貢献
決定機を逃した2分後に同点ゴールを演出
後半3分、本田に決定機が訪れた。ペナルティーエリア外やや右サイドでMFリッカルド・モントリーボに強く要求してボールを受けた本田は、左足アウトサイドでパスを出して縦にスプリント。DFイニャツィオ・アバーテからのリターンパスを受け、やや角度が狭いながらもGKとの1対1を右足で狙った。しかし、ボールはファーサイドに外れてしまった。本田はピッチ外の広告看板を蹴って悔しがった。
しかしその直後の同5分、本田のアシストでミランは同点に追いつく。中央に進出した本田は、味方のパスが相手DFに当たってこぼれたところをワンタッチで右サイドにパス。後方から駆け上がったアバーテがGKとの1対1を決め、1-1の同点とした。背番号10は、ハーフタイム明けの後半立ち上がりに、いきなり存在感を放った。
勢いに乗ったミランは同10分に逆転に成功する。ゴール前のこぼれ球にMFボナベントゥーラが反応すると、飛び出した相手GKとの間にこぼれたボールの先にいたのはFWカルロス・バッカ。無人のゴールに蹴り込み、2-1とした。
その後はゲームが落ち着き、ミランが主導権を握りながらも両チームともにゴール前のシーンが減っていった。そうした中、ミランはセットプレーで追加点を得る。同32分、FWエムベイエ・ニアングが蹴った右CKにDFアレックスが打点の高いヘディング。これが綺麗に決まり、ミランは3-1とリードを広げた。