バルサ、後半3失点で格下に逆転負け 地元紙が辛辣な“選手採点”…ワースト評価は?
レバンテ戦でメッシが先制PKも…後半にまさかの3失点
バルセロナは現地時間2日にリーガ・エスパニョーラ第12節でレバンテと対戦し、1-3の逆転負けを喫した。地元メディア「スポルト」紙はバルサイレブンに辛辣な評価を下している。
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リーガ首位を走るバルセロナは前半38分にDFネルソン・セメドが倒されて得たPKをアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが沈めて先制したが、後半にまさかの3失点。後半16分にFWホセ・カンパーニャ、同18分にFWボルハ・マジョラルに連続ゴールを許すと、同23分にMFネマニャ・ラドヤにダメ押しゴールも決められて、守備陣崩壊で敗北した。
スペイン紙「スポルト」ではバルセロナの選手採点が公開された。得点を決めたメッシ、PK奪取のセメドには及第点と言える「6点」がつけられるも、それ以外の選手は5点以下の低評価が並んだ。
特に守備陣には辛辣な評価だ。これまでにビッグセーブでチームを救ってきた守護神のドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは「5点」で、寸評には「7分間で3度もゴールを割られ、ヒーローにはなれなかった」と記された。
チームワーストタイ評価となる「3点」で並んだのは両センターバックのスペイン代表DFジェラール・ピケとフランス代表DFクレマン・ラングレ。寸評では「まずまずだった前半の後、後半に崩壊。正確さを欠き、ポジショニングも悪かった(ピケ)」「90分間、不安で脆かった。3失点目は彼の責任(ラングレ)」とそれぞれ厳しい視線を向けられている。
そのほか、ブラジル代表MFアルトゥール、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが「4点」、テア・シュテーゲンやウルグアイ代表FWルイス・スアレスら4人が「5点」にとどまった。交代出場のスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツも流れを変えることはできず、やはり「4点」と低評価。チーム全体を通して低調な出来に終わり、王者バルサにとっては受難の一戦となった。