「セクシー」なパスワーク弾炸裂! プレミア昇格組の“美しい”一撃に賛辞「バルサより…」

シェフィールド・ユナイテッドのパスワークが話題に【写真:Getty Images】
シェフィールド・ユナイテッドのパスワークが話題に【写真:Getty Images】

好調シェフィールド・Uがバーンリーに3-0快勝 2点目の美しい展開が話題

 今季プレミアリーグ昇格組のシェフィールド・ユナイテッドは現地時間2日、ホームで行われたリーグ第11節バーンリー戦に3-0と快勝。勝ち点を16に伸ばし、暫定6位に浮上した。この試合では前半に3ゴールと畳みかけ、MFジョン・ランドストラムが2得点を奪う活躍を見せたが、前半43分の2点目は美しいパスワークから生まれたと、ファンの間で称賛の声が上がっている。

 11年ぶりのプレミアの舞台で、シェフィールド・Uが躍動している。ここまでアーセナルを1-0で破り、チェルシーと2-2で引き分けるなど健闘するなか、今節はホームにバーンリーを迎えると、今季最多となる3ゴールで粉砕した。そのなかで華麗なパスワークから生まれたと話題になっているのが、前半43分の2点目のシーンだ。

 敵陣左サイドでFWリス・ムセがボール奪取に成功すると、3人がパスをつなぎ自陣最終ラインへボールを戻す。ここから3バックが中央から左へと、ワンタッチパスを交えながら相手守備網の穴を探していく。そして3バック中央のDFジョン・イーガンが、左サイドタッチライン際のDFジャック・オコネルに2度目のパスを通すと、オコネルは2タッチ目で前方のDFエンダ・スティーブンスへパス。ここに相手が1人食いつくと、スティーブンスは素早く前線から下りてきたFWデイビッド・マクゴールドリックに預けて、前方のスペースへとダッシュ。ワンタッチでのリターンパスを受けるとドリブルで持ち上がり、相手最終ラインとGKの間にグラウンダーのアーリークロスを供給した。このボールに対しムセがニアに飛び込み、最後はファーサイドに走り込んだランドストラムが滑り込みながら合わせてゴールが決まった。

 クラブ公式ツイッターやインスタグラムが「シェフィールド・ユナイテッドのやり方」と綴ってこのゴール動画を公開すると、コメント欄には「ブラジル!」「光り輝くパスワーク」「美しい」「セクシー」「バルセロナよりも良い」「なんてビルドアップだ」など、華麗な連係によるゴールを称える言葉が並んだ。そして「(監督の)クリス・ワイルダーは良い仕事をした。本当に良いプレーをし、信じられないほどよく組織されている」と、就任5年目の指揮官が築き上げた戦術を評価する声も上がっている。

 シーズン序盤戦を終えて、ビッグ6のマンチェスター・ユナイテッドとトットナムを上回る成績を収め、8失点とリーグ最少タイの失点数を誇るシェフィールド・U。昇格組の快進撃が、中盤戦以降もプレミアリーグをかき回すかもしれない。

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