ラグビーとサッカーの大きな違いは? プレミアリーグ選手が指摘「最近知ったんだが…」
ウェストハム主将ノーブルがラグビーの文化を称賛「それは素晴らしいこと」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、決勝戦が行われ、イングランド代表は南アフリカ代表に12-32で敗れ、準優勝に終わった。母国が悲願の優勝を逃すことになったが、ウェストハムのイングランド人MFマーク・ノーブルは決勝戦前、英紙「イブニング・スタンダード」のインタビューでラグビーとサッカーの大きな違いについて言及している。
準決勝で大会連覇中の絶対王者ニュージーランドを撃破したイングランドだったが、決勝では南アフリカに圧倒され完敗。2度目の優勝を掴み取るには至らなかったが、試合前にノーブルはラグビーのスポーツマンシップに溢れた文化を称えている。
「準決勝で愛すべきだったことは、オールブラックスを撃破した後、セレブレーションを行わなかったことだ。ピッチを歩き、ファンに挨拶に回っただけだった。それは素晴らしいことだったと思う。サッカーであれば、もし決勝に進出すればセレブレーションするが、それが一切なかった。『我々にはまだやるべき仕事がある。もう1試合だ』というわけさ」
ノーブルは試合後の振る舞いにかんして、ラグビーとサッカーと大きな違いについて触れつつ、「また最近知ったんだが、どんなレベルでも、試合後には両チームの選手たちが一緒に食事するんだよ。素晴らしいことじゃないか」と、ラグビーの“ノーサイド”に惜しみない賛辞を送っていた。
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