失意のグリーズマン、メッシ&スアレスとの連係“不安”を吐露 逆転負けに「戦術理解しないと」
バルサはレバンテ戦で1-3の逆転負け…今季3敗目
バルセロナは現地時間2日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節レバンテ戦で、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのPKで先制したものの、わずか7分間で立て続けに3失点を喫し、1-3のショッキングな逆転負けを喫した。この敗戦を受けて、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは失意のなかにいるようだ。
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バルサは前半38分、ポルトガル代表DFネルソン・セメドがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得すると、キッカーのメッシが冷静にゴールネットを揺らして先制点をゲット。力量差を考えればバルサ優位で試合が進むかと思われた。
しかし後半16分にFWホセ・カンパーニャに同点ゴールを叩き込まれると、その2分後にはMFボルハ・マジョラルの得点であっさり勝ち越しを許す。落ち着きを取り戻せないバルサは同23分にもMFネマニャ・ラドヤに追加点を献上して突き放されてしまった。
その後メッシのゴールがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でグリーズマンのオフサイドとして取り消される場面もあったが、2点差の完敗で今季3敗目を喫した。スペイン紙「マルカ」によると、グリーズマンは「たった10分余りで3ゴールを失った。サッカー面や多くの問題があるからだけど、サッカーの試合ではいつでも起きることだ」と話した。それとともに「僕らは間違ったことを修正し、仕事し直さないと。それがサッカー面なのか、メンタルなのか、すべてなのか……まだ分からない」と、課題が山積みだと口にした。
またグリーズマンは「少しずつチームに馴染んで、戦術を理解しないと」と、バルサでの連係が高まらないという批判についても神妙に受け止めている。メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとのコンビネーションは今季の目玉なだけに、グリーズマンの適応は今後も大きなテーマとなりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)