「一番関係がある」 サラゴサ香川、チーム内の“仲のいい選手”に挙げた2人とは?
英語を話せるスイス人DFグリッポとキャプテンを務めるMFサパテールに言及
サラゴサのMF香川真司は、今季から長年憧れを抱いていたスペインでプレーしている。自身初の地ながら、サラゴサのあるアラゴン州を「すべてがパーフェクト」と評し、チームメイトの中でも特に仲の良い選手を明かしている。地元紙「エラルド」が報じた。
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香川は今年8月、計7シーズン所属したドイツ1部ドルトムントを離れ、スペイン2部サラゴサと2年契約を締結。長年の夢だったスペインでのプレーを実現させ、加入記者会見では「自分の決断に満足しているし、必ず1部に昇格させたい」と意気込みを語っていた。
8月の第2節ポンフェラディーナ戦(1-1)で移籍後初ゴールをマークするなど好スタートを切ったが、体調不良で調子を落とすとチームも失速し、現在3連敗でリーグ順位も9位まで後退した。
現地時間3日に第14節ラス・パルマス戦を控えるなか、「エラルド」紙は香川のインタビューを実施。テーマは多岐にわたるなか、サラゴサの環境について「ここはすべてがパーフェクト」と絶賛している。
「11月で気温22度、半袖でいられるというのは贅沢なこと。それにとても素敵なところで、食事も良い。快適にやっている」
スペイン語を勉強し、コミュニケーションを磨く必要があると認めつつ、“仲のいい選手”を問われると比較的年齢の近い2人の名前を挙げた。
「みんな良くしてくれて、とても感謝している。だけど英語を話す(30歳のスイス人DF)シモーネ・グリッポがピッチで通訳してくれるし、一番関係がある。キャプテンの(34歳のスペイン人MF)アルベルト・サパテールもここへ来た当時、とても良くしてくれた」
ビクトル・フェルナンデス監督に対しても、「僕のことをとても信頼してくれていて、より良くなるためにしっかり練習し、ピッチで応えなければならないことは分かっている」と語った香川。現地時間3日のラス・パルマス戦はメンバー外となったが、今後、復調のきっかけをつかみたいところだ。