ペップ監督、ファンへの挑発&暴言で炎上中のアーセナルMFを擁護 「理解できる」

アーセナルのMFジャカ、マンCのグアルディオラ監督【写真:Getty Images】
アーセナルのMFジャカ、マンCのグアルディオラ監督【写真:Getty Images】

ベンチへ下がる際の言動により謝罪騒動へ発展、ペップ監督がジャカの振る舞いに理解

 マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督がファンへの暴言などで物議を醸して炎上騒動が起きているアーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカの振る舞いについて「理解できる」と擁護している。自身も感情的になることがあると語り、「ファンも彼のことを許してほしい」と呼びかけた。英紙「マンチェスター・イブニングニュース」が報じている。

 アーセナルのキャプテンを務めるジャカは現地時間27日に行われたプレミアリーグ第10節のクリスタル・パレス戦(2-2)で、後半途中に交代でベンチへ下がる際にホームのファンからブーイングを浴びた。

 これに反応したジャカはファンをあおるような仕草をした後、ユニフォームを脱いで、ロッカールームへと下がった。英メディアでは、ジャカはファンに暴言を吐いていたとも報じられており、大きな波紋を呼んだ。

 その後、ジャカはSNS上で謝罪するまでに発展したこの騒動だが、グアルディオラ監督はジャカの振る舞いに理解できる部分はあると理解を示した。

「我々はサポーターに敬意を払わなければならないが、選手にとってそれが簡単ではない時もある。私はジャカのことを理解できる。内部では何が起こっていたのか確かなことはわからないが、あの瞬間の感情だ」

 グアルディオラ監督は「私も時に感情を抑えられなくなり、自分をコントロールできないことがある」と自身の経験に置き換えたうえで、ジャカに同情を寄せている。「ジャカはアーセナルのためにベストを尽くしていると確信している」とチームへの貢献は紛れもないものだと主張した。

「彼はキャプテンだ。ロッカールームでは特別な何かを持っている。時には感情を抑えられなくなり、ああいったことが起きる。いずれ忘れられて、前に進むことになる。ファンも彼を許し、ジャカがピッチに戻って素晴らしい選手であることを証明してくれることを願うよ」

 手厳しい批判も多く出ているなかで、グアルディオラ監督はスイス代表MFを擁護していた。

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