久保建英の起用法を巡るマジョルカ監督発言に現地注目 「バルサでもレアルでもない」
移籍後初の出場なしに終わった久保、試合後の記者会見で指揮官が起用法に言及
マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間31日に行われたリーガ・エスパニョーラ第11節オサスナ戦(2-2)で移籍後初となる出場機会なしに終わった。スペイン紙「AS」によると、久保の出場機会に対する質問が飛んだ際に指揮官が「このチームはバルサでもレアル・マドリードでもない」と発言したことが話題となっている。
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試合後の会見に臨んだビセンテ・モレノ監督は「相手の2ゴール目までは、勝利に値するプレーをしていた。しかしそこからは値しなかった」と語るとともに、「我々には多くの選手がいる」と口にしている。
この日がミッドウィークだったこともあって起用法、ターンオーバーについて問われたが、同紙はその質問をぶつけたのが日本人記者だったことを明記。その質問に対する答えは、同クラブの公式サイトにもこのように掲載されている。
「質の高いプレーを見せてくれる選手たちが必要だ。我々はもっとやってくれること、良くなってくることを期待している。(レアル・)マドリードとバルセロナには、ピッチ外の選手がピッチ内の選手と同じレベル、もしくはそれ以上の能力を持っている。我々はバルサでもマドリードでもない。出場時間を分け与えるわけではない」
選手層の差が2強と比べて圧倒的な違いがあることを認めつつも、久保らのような選手に簡単にレギュラーを確約することはないと明言している。マジョルカは現地時間3日に敵地で第12節バジャドリード戦に臨む。久保は結果を残すことはできるか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)