「とてもポジティブ」 神戸イニエスタも注目の新鋭アタッカーは? 「若いながら…」
母国スペイン紙のインタビューで古巣バルサの16歳FWアンス・ファティに言及
J1ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは母国スペイン紙「マルカ」のロングインタビューに答え、自らの現状などについて大いに語っている。そのなかのテーマの一つとして、下部組織時代から長年所属したバルセロナでの日々、現状についても触れている。
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10代の頃から約20年間にわたって所属したバルサについてイニエスタは「魔法、マジック……最高の夢をかなえることができた。数え切れないほどの試合でプレーしたし、勝つことができたし、勝てたんだ。一言で言えば魔法だったよ」とバルサでの日々を懐かしがるとともに、トレーニングで日々切磋琢磨した2人のワールドクラスについてこうも触れている。
「ほとんどすべてのエピソードが知られているけど、ロナウジーニョとリオネル・メッシとのトレーニングは試合よりもさらに素晴らしかったんだ。彼らと一緒に遊ぶようにプレーして成長できたことはラッキーだったんだ」
バルサはイニエスタらの退団後、自慢の中盤のゲームメークに陰りを見せているとの評価も多い。それについてイニエスタは「スタイルは常に存在しているけど、上手くいく時もあるし、そうではない時もある。バルサにはずっと普遍的な考え方があるんだ」とバルサイズムは失われていないと見ている。
その一方で16歳の新鋭アタッカー、FWアンス・ファティの台頭については「とてもポジティブ。若いながらチャンスを得ている。ただし重要なのは彼がそれを活用し切れるかだ。トップチームに定着するのはとても難しい。だからチャンスを得た時を生かし切らないと言えない」とエールを送っている。
いまだに古巣への愛情を欠かすことはないイニエスタは、日本の地でも熱くバルサを見守っている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)