イブラ獲得レースから古巣ミランが撤退へ 復帰説浮上も…年齢と高額年俸がネックに
年内でLAギャラクシーとの契約満了、新天地を巡って去就に注目
年内で米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーとの契約が満了となる元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの去就が注目されているが、古巣のACミランは獲得レースから撤退する模様だ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
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イブラヒモビッチは過去にミランでのプレー経験を持ち、クラブに対する悪感情はないとされてきた。そのなかで、ガゼッタ紙は「1年前にはMLSでのプレー後にミランに復帰することについて、OKという返事をミランがもらっていた」と伝えている。
しかし、そうした流れにストップをかけたのが、昨季にイングランドの名門アーセナルからやってきたイヴァン・ガジディス最高経営責任者(CEO)のようだ。ガジディス氏はミランを才能ある若手を早めに獲得する方針に切り替える方針で、イブラヒモビッチの年齢がネックとなり、冬の移籍市場での獲得にNGを出したとしている。
また、イブラヒモビッチには高額年俸という要素も付きまとうため、それもまたガジディス氏が首を横に振った一因のようだ。
カリスマストライカーは、先日オーストラリアAリーグのパース・グローリーが11月23日のシドニーFC戦から6試合の“ゲストプレーヤー”としてオファーを出したと報じられており、去就に注目が集まっている。
イタリア復帰説をはじめ、本人がSNSでスペイン復帰をほのめかした一方、MLS移籍直前の古巣であるイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドも興味を示しているとされる。イブラヒモビッチがミラノに戻り、赤と黒のユニフォームに袖を通す可能性は低いと見られているが、果たしてどのような決断を下すのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)