欧州王者リバプール、超過酷日程で仰天プラン検討 2チーム編成…別大会同時参戦も
12月の過密日程を乗り切るため、2チームを別々の大会に送り込む案が浮上
欧州王者リバプールが12月の過酷なハードスケジュールを乗り切るために2チームを別々の大会に送り込むという仰天プランの採用を検討しているという。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
プレミアリーグ首位を走るなど好調のリバプールだが、これから年末にかけて敵となるのが過密日程だ。12月にはリーグ戦とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、準々決勝へ駒を進めたリーグカップに加え、欧州王者として出場するFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)が控えている。11月末からはミッドウィークまで試合の予定がぎっしりと埋まっており、3日あるいは4日おきに試合が組まれているような状況だ。
しかも、カタールで開催されるクラブW杯の準決勝(18日/ドバイ)とリーグカップ準決勝(17日または18日)の予定がバッティングしている状況で、ユルゲン・クロップ監督は適切な日程が決まらなければリーグカップを辞退する可能性を示唆するなど大きな問題となっている。
これについて、リバプールが驚きのプランを検討していると「デイリー・ミラー」紙が報じた。それがクラブW杯とリーグカップにそれぞれ別のチームを送り込み、同日に二つのコンペティションを戦うというものだ。
その場合、試合を行えるだけの最少メンバーでそれぞれの試合を戦い、リーグカップのアストン・ビラ戦に出場したメンバーはその後にクラブW杯の決勝あるいは3位決定戦(現地時間21日)に向けて後から合流するという流れになるという。リーグカップのほうが若手中心の構成になるとの予想がされている。
また、チームの指揮についても一方のチームをクロップ監督が、もう一方をアシスタントのペップ・ラインダース氏とペーター・クラヴィッツ氏が務めることになりそうだ。
超過密日程問題に直面しているリバプール。この驚きの“2チーム案”が実現することはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)