浦和、ACL決勝を見据え鹿島戦でGK福島の起用決断 大幅なターンオーバーも敢行
ACL決勝第1戦のアル・ヒラル戦でGK西川が出場停止、大一番を想定して福島を起用へ
浦和レッズの大槻毅監督は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝初戦、アル・ヒラル(サウジアラビア)戦を見据えてGK福島春樹の起用を決断した。浦和は1日にJ1第31節のアウェーゲーム、鹿島アントラーズ戦を戦う。
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浦和はGK西川周作が正GKとして公式戦のほとんどに出場してきたが、先月23日のACL準決勝第2戦、広州恒大(中国)とのアウェーゲームで決勝トーナメントでの累積2枚目のイエローカードを提示された。そのため、決勝の初戦が出場停止となることで、福島がリーグ戦で起用される可能性が指摘されていた。
福島は今季、天皇杯の初戦の流通経済大学戦の1試合のみの出場となっていた。サウジアラビアでアウェーゲームを戦わなければいけないなか、大槻監督は国内ではライバル関係にあり敵地の空気に包まれる鹿島戦で福島の起用に踏み切った。
浦和は最終ラインからウイングバックまでは広州戦や前節サンフレッチェ広島戦にも出場した主力が並んだが、ボランチより前は大幅なターンオーバーを決断。主将のMF柏木陽介が8月23日の松本山雅FC戦以来のピッチに立ち、エースFW興梠慎三はベンチスタートでFW杉本健勇がスタメン起用されている。
一方の鹿島は負傷離脱していたMF三竿健斗とMFレオ・シルバの主力2ボランチが復帰。優勝に向けて浦和から勝ち点3の奪取を狙う。
J1残留争いの中で第2GK福島の起用を決断した浦和と、優勝争いの渦中にある鹿島の一戦は、今季最後の“金J”のピッチでどのような展開を見せるだろうか。
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