「歴史上最も完璧」 C・ロナウドvsラッシュフォード、伝説の“無回転FK”比較動画に大反響
ユナイテッドのクラブ公式ツイッターが比較動画を公開
マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードは、現地時間30日に行われたリーグカップ4回戦のチェルシー戦(2-1)で2度揺れて落ちる“ナックルFK”を直接決め、話題を呼んでいる。ユナイテッドの公式ツイッターは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)が所属当時に決めたFKと比較した動画を投稿し、反響を呼んでいる。
ラッシュフォードはチェルシー戦でチームの全2得点を叩き出す活躍を見せた。特に決勝ゴールとなった2度揺れて落ちる“ナックル”FKは、指揮官のオレ・グンナー・スールシャール監督も「クリスティアーノ(・ロナウド)みたいだった」と称賛していた。
1-1で迎えた後半28分、ゴール正面約30メートルの位置からの直接FKでキッカーを務めたラッシュフォード。細かいステップの助走から右足を思い切りよく振り抜くと、押し出されるようにして放たれたシュートはチェルシー選手の作った4枚の壁の上を越え、そこから2度揺れて落ちるようにしてゴール左隅へ吸い込まれた。GKにとっては、まさにノーチャンスの強烈な一撃で決勝点を奪った。
この直接FKは指揮官も「クリティアーノのよう」と話すように、ロナウドがユナイテッド所属時代の2007-08シーズンのポーツマス戦で決めた“伝説のFK”を彷彿させる一発。これにクラブの公式ツイッターが反応し、当時の映像とラッシュフォードのFKを比較した動画を投稿。「物理法則を曲げる」と綴っている。
コメント欄にはファンからも「ラッシュフォードは良かったが、ロナウドは歴史上最も完璧に配置されたフリーキックの一つ」「興奮がなくなることはなく、これを何百回も見られる」「間違いなく良いゴール」など2人のFKについて、熱い議論が交わされている。
人々の記憶に残るFKを決めたラッシュフォード。若き背番号10は、これから先どんなゴールを積み重ねるのだろうか。