名将モウリーニョ、トッテナムの“引き止め策”に持論 「残留を強いるのは好きではない」

“ロッベン談”を引き合いに出しつつ、移籍希望選手を残留させるデメリット強調

 ただし、選手を残すうえで重要なポイントがあるという。「私はクラブに留まりたいと思っていない選手に残留を強いるのは好きではない。財政面は全く気にしない。考えるのは、選手の感情についてだけだ」と話し、自身がチェルシーを率いていた当時の例を挙げながら、モウリーニョ氏はモチベーションの重要性を語った。

「私たちはロッベンが大好きで、彼を(チェルシーに)留めたかった。でも、彼はレアル・マドリードへの移籍を望んだ。その状態ではモチベーションがパフォーマンスに影響する場面が必ず出てきてしまう。また、他のことで頭がいっぱいの選手に、幸せを感じてもらうのはとても難しいことだ」

 現在、所属先なしのモウリーニョ氏は、トットナムの新監督候補にも挙げられている。もし、彼が半年前に就任することになっていれば、今季のトットナムの選手構成は大きく変わっていたかもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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