名将モウリーニョ、トッテナムの“引き止め策”に持論 「残留を強いるのは好きではない」
トッテナムの“主力残留”策に言及 「それが最善だった」と称賛した一方…
トットナムは2019-20シーズンのプレミアリーグ第10節終了時点で11位と低迷している。昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を退任してからフリーとなっているジョゼ・モウリーニョ氏が、アドバイスを送っている。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。
27日に行われたリバプールとの試合に0-1で敗れたトットナムは、11位に順位を落とし、首位のリバプールとの勝ち点差は「16」に開いている。FAカップでも2回戦で、コルチェスター(4部)にPK戦の末に敗れて敗退、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではバイエルンに2-7の大敗を喫した。
どの大会においても悪いところが目立つトットナムだが、その要因の一つとされているのが、来夏で契約満了を迎える選手たちの不調だ。デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン、ベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲン、同DFトビー・アルデルヴァイレルトは、いずれも残りの契約期間が1年を切っている。
こうした現状を見て、モウリーニョ氏は「トットナムができる最大の投資は、彼らがやった通りのことだと思っていた。つまり、最高の選手たちを残留させること。それが最善だった」と、クラブの判断は正しかったと話している。
「いくつかのクラブは、両方ができる。最高の選手たちをクラブにとどめつつ、他のトッププレーヤーを買うんだ。いくつかのクラブは、それができないため、選択しなければいけない。スパーズは『素晴らしいグループが出来上がった』と感じていたのだろう。多くのイングランド人選手もいて、あと一歩で歴史を作るところまでいった」と、昨季のCLで決勝進出を果たしたチームを称えた。
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