「素晴らしいシュート」 “ニューヒーロー”中村敬斗、カップ戦2ゴールを地元紙絶賛
国内カップ戦で2-0の勝利に貢献 チームメートからも賛辞
オランダ1部トゥウェンテに所属するU-20日本代表FW中村敬斗が現地時間30日、国内カップ戦の1回戦デ・トレフェルス戦で2得点し、2-0の勝利に導いた。地元紙「Tubantia」は「素晴らしいシュート」と称賛。公式ホームページではマンチェスター・シティから期限付き移籍で加入している同僚のDFジョエル・ラティオーディエールが「ケイトの2ゴールのおかげ」と感謝している。
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中村は2018年に三菱養和ユースから“飛び級”でガンバ大阪に入団。高校2年生だったプロ1年目で開幕デビューを飾り、高卒1年目の今季途中からは主力として活躍した。今年はポーランドで開催されたU-20ワールドカップ(W杯)にも出場。今夏に2年間の期限付き移籍で欧州行きを実現させた。新天地ではリーグデビュー戦でいきなり得点するなど、鮮烈な印象を与えている。
現地時間25日に行われた直近のリーグ第11節エメン戦(4-1)で出場機会のなかった中村は、その鬱憤を晴らすかのようにカップ戦で躍動した。前半16分、中村は左サイドからファーサイドへのミドルシュートを決めて先制点をマーク。この得点を「Tubantia」は「素晴らしいシュート」と称賛している。さらに、6分後には追加点を挙げ、勝利に貢献した。
トゥウェンテの公式ホームページでは、同僚のラティオーディエールがコメント。「ケイトの2ゴールのおかげ」と感謝を述べた。中村自身も「素晴らしい夜だった。重要な試合において2ゴールで貢献できて良かった」と振り返っている。
今年度のルヴァン杯ニューヒーロー賞にも選出された東京五輪世代の19歳。中村の活躍はまだまだ止まりそうにもない。