「C・ロナウドみたい」と指揮官絶賛! マンUラッシュフォード、“ナックルFK”でMOM
チェルシーとのリーグカップ4回戦 直接FKで決勝点を挙げる
マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードは現地時間30日行われたリーグカップ4回戦のチェルシー戦でチームの全2得点を叩き出す活躍を見せ、2-1の勝利に貢献した。特に決勝ゴールとなった揺れて落ちる“ナックル”FKはは指揮官のオレ・グンナー・スールシャール監督も「クリスティアーノ(・ロナウド)みたいだった」と称賛している。
カップ戦で実現した強豪対決で、ユナイテッドの背番号10が魅せた。ラッシュフォードは前半25分にウェールズ代表FWダニエル・ジェームズが倒されて得たPKを決めると、1-1で迎えた後半38分にはゴール正面約30mの位置からの直接FKでキッカーを務めた。
細かいステップの助走から右足を思い切りよく振り切ると、押し出されるようにして放たれたシュートはチェルシー選手の作った壁の上を越え、そこから揺れて落ちるようにしてゴール左隅へ吸い込まれた。GKにとってはまさにノーチャンスの強烈な一撃で決勝点を奪ってみせた。
英紙「デイリー・メール」は「マーカス・ラッシュフォードが見事なナックルボール・フリーキックを決めた」と衝撃のゴラッソを報じている。さらにユナイテッド公式ツイッターが報じたところによれば、チームを率いたスールシャール監督は「クリスティアーノ・ロナウドみたいだった。そうだろう?」とコメントし、かつてユナイテッドで活躍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)になぞらえてストライカーのスーパープレーを称賛した。
同紙の選手採点でもラッシュフォードは両チーム通じて単独トップの8点を獲得し、マン・オブ・ザ・マッチにも選出されている。
リーグ戦では不調のユナイテッドだが、若きエースの活躍で好調チェルシーを撃破。リーグカップ3季ぶりの優勝に向け、まずは準々決勝へと駒を進めた。