「健全なライバル関係」 C・ロナウド、スペイン時代にメッシと競い合った“効果”とは?
CL&代表戦は「モチベーションを高めてくれる」
ライバルと競い合うことで成長できる。ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、リーガ・エスパニョーラでバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと過ごした期間が、彼を選手としてより成熟させたと考えているようだ。スペイン紙「マルカ」がフランス専門誌「フランス・フットボール」でのインタビュー内容を紹介している。
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両雄はC・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリードに加入した2009年からレアルを離れる18年まで、10年にわたってスペインでともにプレーをしていた。
「多くの人が、僕たちは互いを刺激しあっていたというけれど、同じスペインで過ごせたことで僕たちは成長したと思う。それは事実だろうね。マンチェスターにいた時よりも、マドリードにいた時の方が、彼の存在感を強く感じていたよ」と、当時を振り返っている。
そして、「とても健全なライバル関係だったと思う。お互いにクラブのシンボル的な存在だった。彼も最近、『競争相手として、彼がいなくなったことが残念だ』という話をしてくれていたと思うよ」と、10年にわたってバロンドールを競ったライバルとの関係について語った。
さらに34歳のロナウドは、「モチベーション」について語り、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とポルトガル代表の試合が、特別であることを認めている。
「自分で選ぶことができるなら、重要な試合だけプレーするね。代表の試合とCLの2つだ。これらの試合こそ、すべてを賭けてもいいと、僕のモチベーションを高めてくれるんだ」
現在、イタリアのセリエAを主戦場としているロナウドは「もちろんプロフェッショナルでなければいけないし、家族と給料を払ってくれるクラブに敬意を払うべきだ。毎日、全力を尽くさなければいけないんだよ」と、結んでいる。
(FOOTBALL ZONE編集部)