独紙がドルトムントの韓国代表DFをケルン戦敗北の戦犯に 「常にナーバスで慌ただしかった」

精彩を欠いた元Jリーガーのパク・チュホが各紙でワースト評価

 ドルトムントは19日に行われたケルンとの今季前半戦最後の試合に、1-2と痛恨の逆転負けを喫した。日本代表MF香川真司をはじめ、エースFWオーバメヤンや好調MFムヒタリアンらも沈黙し、地元メディアの評価も低かったが、中でも左サイドバックで先発した韓国代表DFパク・チュホは、各メディアで軒並みチーム最低評価を与えられるなど散々な出来に終わった。

 「ルールナハリヒテン」紙の採点(1が最高、6が最低)でチームトップだったのは主将のDFフンメルス。正確なパスによる攻撃の組み立てと安定した守備を披露した。CKから先制点をアシストしたムヒタリアンも平均点と言える3点が付けられたが、その他の選手は平均を下回る評価となった。

 ヘディングでゴールを決めたソクラティスやMFバイグルら4人が3.5点。香川ら3人が4点。MFギュンドアンと久しぶりの先発出場を果たしたMFホフマンが4.5点、オーバメヤンが5点。そしてチームワーストは、前半45分のみの出場となったパクで、5.5点だった。かつてJ1の磐田や鹿島でもプレーし、今季マインツから加入した韓国代表は、良いところがないままシュメルツァーと交代し、前半のみの出場でピッチを後にした。

 「レヴィア・シュポルト」紙でも、パクは5.5点。単独でチーム最低評価となった。「この韓国人は、とても弱い一日だった。ケルンの危険なシーンは、ほとんどが彼のいる左サイドからだった。(ドルトムントが)ボールを保持している時も、彼は常にナーバスで、慌ただしかった。後半、彼はピッチの外で過ごすしかなかった」と、攻守両面で貢献度が低かったと厳しい評価を受けた。バックパスや横パスが目立ち、押し込んだ前半も彼がブレーキとなっていた。

 

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