「ちょんしてダァァァー」 INAC岩渕、約20m突破の渾身“裏街道ゴール”を自己解説
リーグ第17節千葉L戦、自らドリブルで持ち込み華麗なテクニックから決勝弾
なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部INAC神戸レオネッサは、27日に行われたリーグ第17節ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦に1-0で勝利。10番を背負うなでしこジャパン(日本女子代表)FW岩渕真奈が、約20メートルを駆け抜けて“裏街道”から決勝ゴールを奪ったが、本人は公式ツイッターで「ちょんしてダァァァー」とプレー時の感覚を明かしている。
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なでしこリーグ今季最多観客数の5335人が駆け付けた一戦、岩渕はトップ下で先発出場。スコアレスの時間が続くなか、10番がテクニックで魅せた。
敵陣でボールを拾うと、迷わずドリブルを開始。前方に千葉LのDF3人、後ろにもカバー1人がいるなかで、右足アウトサイドで最終ライン裏のスペースにボールを出し、相手の背後を回ってボールに追いつく“裏街道”からダイレクトで右足シュートを放ち、鮮やかにゴールネットを揺らした。
アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナにかけ、“マナドーナ”の異名を取る岩渕らしい技あり決勝弾となったが、翌28日に本人が公式ツイッターでゴールを振り返っている。
「昨日の得点シーン “裏街道”でも”メイアルーア”でもなく 小さい時から“ちょんしてダァァァー”」
岩渕としては難しいことは考えず、“ちょん”とボールを蹴り出して、“ダァァァー”と一気に駆け抜ける感覚でやってきたようだ。
今季リーグ戦は1試合を残して3位が確定。2013年以来の優勝はまたもお預けとなってしまったが、エース岩渕はホーム最終戦でのスーパーゴールで意地を見せた。
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