リベリーの副審“突き飛ばし”に厳罰 「深刻な侮辱行為」で3試合出場停止と罰金240万円

フィオレンティーナFWリベリーがアシスタント・レフェリーに抗議し出場停止処分に【写真:Getty Images】
フィオレンティーナFWリベリーがアシスタント・レフェリーに抗議し出場停止処分に【写真:Getty Images】

ラツィオ戦の試合直後に決勝点のシーンを巡りピッチ上で猛抗議

 今季からイタリア・セリエAの名門フィオレンティーナに移籍した元フランス代表FWフランク・リベリーが、アシスタント・レフェリーに激しく抗議して3試合の出場停止処分を受けた。イタリア紙「ラ・レプッブリカ」フィレンツェ版などが報じている。

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 リベリーは現地時間27日に行われたラツィオとの名門対決に先発出場し、0-1から同点ゴールをアシスト。後半30分までプレーしたが、チームは終了間際に決勝ゴールを許して1-2で敗れた。しかし、この決勝ゴールの場面の直前に、相手選手にファウルがあったと主張するリベリーは、試合終了後の整列を終えると猛然と抗議。その際にアシスタント・レフェリーを突き飛ばしてしまった。

 この行為により、セリエAはリベリーに対して「脅迫的な態度による深刻な侮辱行為」として3試合の出場停止を科している。さらにリベリーには、2万ユーロ(約240万円)の罰金処分も下されている。

 記事では、「フィオレンティーナはリベリーのいない1カ月間に直面しなければいけない。モンテッラ(監督)は、彼なしのチームを再構築する必要がある」として、チームへの影響が大きいと報じている。

 昨季までドイツ王者バイエルン・ミュンヘンでウインガーとして元オランダ代表MFアリエン・ロッベンとともに一時代を築き、今季からイタリアへ新天地を求めているリベリーだが、今回は少し熱くなりすぎてしまったようだ。リベリーは処分決定後、ツイッターでチームや審判に対しても謝罪の投稿をしている。

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