浦和DF岩波、今季初ゴールも痛恨ドロー決着に胸中吐露 「死ぬ気で守りたかった」
「ここに来て火がついた感じ。リーグ戦で残留争いをしているのは本当に不甲斐ない」
昨季にヴィッセル神戸から浦和に加入した岩波は、いわゆるリオデジャネイロ五輪世代。DF槙野智章ら30代に突入した主力が多い浦和のなかで、チームリーダーになっていくべき世代でもある。その岩波は「チームを変えたい」という言葉についてこう話した。
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「ここにきて火がついた感じになっていますし、ACLの決勝進出が注目される感じになっていますけど、1年を戦うリーグ戦で残留争いをしているのは本当に不甲斐ない。このチームが争うべきものではないという責任をすごく感じている。今年はリーグ優勝もACL出場権獲得も不可能だけど、それでも戦う姿勢を見せなければいけない。平日のナイトゲームにサポーターがたくさん来てくれているのに、もっと気持ちを見せなければ」
正確なサイドチェンジやフィードで攻撃面の貢献度も少なくないストッパーは、渾身の攻撃参加で流れのなかからゴールを奪った。それでも勝利につながらなかった試合に笑顔はまったくなかったが、必死に勝ち点3を奪いにいった姿勢はチームメイトやサポーターにも響いたはず。岩波の力は今季のACL優勝やJ1残留だけでなく、次世代の浦和を支えるものとして必要不可欠なものだと言えるはずだ。